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USPを伝える3つの方法
2020.06.03 / copywriter
こんにちわ。株式会社ottoman(オットマン)の永松 心です。
このnoteでは、YouTubeチャンネルで紹介している動画を書き起こし、振り返りやすいようログとして残していきます。
↓↓↓以下は本編のYouTubeです。
まずは前回のおさらいです。競合との差別化を図り、ユーザーにとってどんな価値があるのかを整理するためには、USP(商品の特徴)を見出すことが必要である。といったお話でした。
今回は、商品のUSP(商品の特徴)を伝える3つのテクニックについてお話させていただきます。
テクニック1は「悩み解消」です。
ターゲットの抱えている「悩み」を言い当て、気持ちを「代弁」することで惹きつけるテクニックです。
悩み解消の事例
「お出かけしたい春だから、掃除はルンバに任せませんか?」
このコピーは「お出かけしたいけど、まだ掃除が終わっていない。。。」
そんな悩みにリーチしたコピーです。
ロボット掃除機のルンバに家事を任せて、日頃の家事疲れを相棒のルンバが解消してくれる。
ルンバのUSPである「掃除の常識を変える」が伝わる良いコピーです。
テクニック2は「共感を得る」です
「つぶやくような言葉でコピーを書いたり」「受けてが思っているであろうことを、ストレートに書くと」と、「そうそう!」と自分自身がつぶやいたように感じてもらえます。
このテクニックを使って、共感を呼んでいるタイムリーなコピーを紹介させていただきます。
共感の事例
「ハンコを押すために出社した。」
このコピーは、「社会の非合理をハックする」をミッションに掲げるSmartHRさんの広告に使われたコピーです。
このつぶやくようなコピーは、「共感した」「ハッとした」「一本とられた」など、SNSで話題になり、リモートワークに切り替えられない管理部門の方達から、多くの共感を得獲得しました。
最後に「好奇心を掻き立てる」です。
言葉には強弱があり、ワクワクする言葉や、印象に残る言葉。逆に心に残らないありきたりな言葉があります。
好奇心の事例
「のぞみへ、先に行ってるね。」
このコピーは空の王者JALが、新幹線に喧嘩を売ったとTwitterで話題になった伝説のコピーです。
このキャッチのサブコピーは、「空は、速い。空は、安い。JALで飛ぼう」と、JR東海をもろに意識したコピーになっています。
このコピーが秀逸なのは、挑戦的なコピーで好奇心を掻き立てるだけでなく、ターゲットが具体的かつ、スピードという明確な価値を示したことにあります。
好奇心のみを意識しすぎると、伝えるべきことがブレてしまうため注意が必要ですが、「どんな言葉を選ぶか」「相手に刺さる言葉になっているか」という視点は、コピーの成否を分ける重要なポイントですので、意識していきたいですね。
はい。今回はUSPを伝える3つの方法についてお話させていただきました。
次回の動画では、名作と呼ばれるコピーを一緒に読み解いていきますのでぜひ見てください。