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USP(ユニークセリングプロポジション)について

2020.06.02 / copywriter

こんにちわ。株式会社ottoman(オットマン)の永松 心です。
YouTubeチャンネルで紹介している動画を書き起こし、振り返りやすいようログとして残していきます。

↓↓↓以下は本編のYouTubeです。

今回はコピーを書く上で大切なUSPについてお話させていただきます。
それでは、早速スライドを見ながら進めて行きましょう。

まずは前回のおさらいです。

第二回では、コピーの種類についてお話させていただきました。
その場でアクションを起こしてもらうためのセールスコピー、
差別化を図るためのイメージコピーの二種類があるといったお話でした。
今回は、コピーを書く上で大切なUSPについてお話させていただきます。


USPとは、他とは違ったその商品が持つ特徴の事です。

例えば、ダイソンのUSPであれば、「吸引力が落ちない」
パックの目詰まりによる、吸引力の低下がない性能がダイソンのUSPです。

USPを見出す理由は、競合との差別化を図り、
顧客にとってどんな価値があるのかを整理するためです。
それが整理できれば、自社のUSP(特徴)を顧客に訴えかけるコピーを書く事ができます。

USPを見出すのは簡単ではありませんが、考える上でヒントになるフレームワークがありますので、一緒に考えていきましょう。

USPを見出す上でヒントになるのが、顧客、競合、自社の3つの視点から分析を行う3C分析です。3C分析はとても王道ですが、使い勝手が良くバランスの良いフレームなのでおさらいもかねてやって行きましょう。

一緒に考える事例は、先ほど例に出したダイソンです。

まずは、顧客の視点です。
顧客のニーズは、大きく四つに分類されます。それは、吸引力、価格、デザイン、軽さです。

今回は、この顧客の4つのニーズを軸に分析していきます。

次に競合の視点です。

先ほどの4つの軸から競合製品のプロダクトを分析していきましょう。
まずは、縦軸にデザイン性、横軸に吸引力を当てはめます。
吸引力が高い製品・デザイン性が高い製品はそれぞれありますが、吸引力が高く、デザイン性も兼ね備えた製品がないことがわかります。

また、競合製品の吸引力を調べてみると、紙パックの目詰まりによる吸引力の低下があることがわかりました。吸引力が強いと打ち出している企業に対して、ダイソンは吸引力が落ちないという顧客にとってニューな情報をメッセージすることで、競合優位性が図れることがわかります。

最後に自社の目線です。

顧客と競合を分析して見えてきた自社の強みは何だったでしょうか?
これまでの分析でわかったことをおさらいしていきましょう。

吸引力が落ちないこと、そしてデザイン性の両方を兼ね備えていることでしたよね。これこそがダイソンのUSPです。

USPを見つけることが出来たので、あとはユーザーに向けて伝わりやすい形に整えればコピーの完成です。

どうでしょうか。自社製品が持つUSPをユーザーに強く訴えかけられていますよね。

はい。今回は、商品のUSPについてお話させていただきました。

次回は、このUSP(商品の特徴)を伝える3つの方法についてお話させていただきます。次回の動画もぜひご覧ください。

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