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コピーを書く4つのステップ
2020.06.10 / copywriter
こんにちわ。株式会社ottoman(オットマン)の永松 心です。
このnoteでは、YouTubeチャンネルで紹介している動画を書き起こし、振り返りやすいようログとして残していきます。
↓↓↓以下は本編のYouTubeです。
今回はコピーの書き方についてお話しさせていただきます。
それでは早速スライド見ながら進めていきましょう。
前回は名コピーと呼ばれる理由を読み解いていきました。
良いと思う理由を言語化できるようになると、自分のコピーにも取り入れられるようになります。
今回はコピーの書き方を4ステップに分けてお話しさせて頂きます。
コピーは、情報の整理、イメージの設計、キーワードの選定、コピーを形にするこの4ステップで書いてきます。
ステップ1は情報の整理です。
まず対象となる商品にどんな特徴(USP)があるのかを見出し、「誰に」「何を」伝えるか情報を整理していきましょう。
USPや3C分析については、第3回で説明していますので、まだ見ていない方がいらっしゃいましたら是非ご覧ください。
ステップ2は、イメージのすり合わせです。
広告はコピーライター1人で制作するものではなく、デザイナーや、クリエイティブディレクター、カメラマンなど、チームを組んで進めていきます。
そのため、コンセプトや、クリエイティブ全体のイメージを先にすり合わせしておくことが重要です。
イメージ(意図・切り口)をすり合わせることで、デザインとコピー双方を活かしたアウトプットが可能になります。
例えば、
「自然、当然、無印」
これは無印良品の広告です。壮大な自然の中に立つ女性のビジュアルに、「自然、当然、無印」の堂々としたコピーが合わさる事によって、天然素材に強くこだわるイメージが伝えられます。
ステップ3は、キーワードの選定です。
整理した情報から連想されるキーワードを沢山書き出し、その中からすり合わせたイメージにマッチした表現となるキーワードを選定していきます。
例えば、「美味しい」という情報だけでも
舌がとろけるようなや、一度食べたら忘れられない、これぞ絶品、など何パターンもキーワードが書き出せます。
書き出した中から、イメージにマッチした表現となるキーワードを選定します。
ここまで来たら、エピソード4のUSPを効果的に伝える3つのテクニックをおさらいしながら考えていきます。今回のコンセプトから受け手に何を伝えたいのか、どう感じて欲しいのか?から逆算して「共感」「悩み解消」」「好奇心」といったテクニックを使い、選定したキーワードを文章に整えていきましょう。
また複数案出す事で、他の良さがわかったり、新しい発見ができるので最低でも10案は出すようにしましょう。
そして、作成した案を元にメンバーと、デザインとのバランスをみながら最終調整を行い完成です。
はい。今回は、これまでの章をまとめ、コピーの書き方をお伝えさせて頂きました。
次回の動画では、必要な4つの力、その力を鍛える習慣についてお話しさせて頂きます。