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1on1の始め方と、継続させるための4つのポイント

2020.08.04 / 1on1

こんにちわ。株式会社ottoman(オットマン)の永松 心です。

このnoteでは、YouTubeチャンネルで紹介している動画を書き起こし、振り返りやすいようログとして残していきます。

↓↓↓以下は本編のYouTubeです。

今回は、1on1の導入を検討している方に向けて、1on1の始め方と、継続させるための4つのポイントについてお話させていただきます。

それでは、早速スライドをみながら進めていきましょう。
導入を検討されている上司の方は、スライドにあるような悩みや、不安を持たれているのではないでしょうか。

・意味や背景を正しく伝えられるか
・メンバーと上手く話せるか
・課題が解消し、成果に結びつくか
・継続し続けることができるか

これらは1on1を始めるにあたって、多くのマネージャーが抱えている悩みです。
今回の章では、そういった悩みを解決し、1on1をスタートできるようにしたいと思っています。

まず1on1の始め方ですが、準備するものとしては大きく2つあります。

1つ目は、1on1の記録の残し方。2つ目はメンバーへの目的説明です。
これらの準備がない状態で始めてしまうと、適切なフィードバックをメンバーに返すことができないだけでなく、ただの雑談になってしまい、悩み解消や、成長支援に繋げることができなくなってしまうので注意が必要です。


1つ目の1on1の記録の残し方ですが、事前に何を聞くかシートを作成しましょう。

スライドのシートは一例として記載していますが、第2章でお伝えしたように、実施するメンバーとの関係性や、支援するステージによっても話す内容が異なってくるため、こちらの内容はあくまで参考として、自分が持つチーム、そしてメンバーに合ったシートの作成をするようにしてください。


シートの作成ができたら、実施するメンバーに対して、1on1を開始する目的を説明するようにしましょう。

普段からコミュニケーションが多く、メンバーと信頼関係がある場合は、「詳細は面談で!」くらいのライトなやりとりで大丈夫ですが、そうでない場合は、急にスケジュールを入れられても、身構えてしまうか、やりたくないなど困惑させてしまうでしょう。

この2つの準備が整った後は、第2章でお伝えした実施テーマを参考にメンバーと対話を重ねつつ、形骸化しないように以下4つのポイントに気を付けていきましょう。

形骸化しないための1つ目のポイントは、「共通の面談記録を残す」です。

1on1は、その場限りの雑談ではなく、連続性のあるコミュニケーションが大切になるため、良かったことや、悪かったこと、お互いが決めたアクションについてなど、後で振り返ることができるようログに残しておくことが大切です。

最近は、1on1の実施をサポートしてくれるツールがあるので、会社の予算的にOKであれば、無理なく継続していくためにも導入することをお勧めします。
また、こういったツールがあると、部署異動や、上司が退職した時など、過去の面談記録をスムーズに引き継ぐことができるので、上司がメンバー5人以上と1on1する場合は遅かれ早かれ導入することになるだろうと思います。


2つ目のポイントは、「1on1の実施時間を一緒に決める」です。

1on1は「メンバーの成長を支援するための時間」ですが、メンバーの積極的な参加がなくては成立しません。
始める際に目的を伝えることと合わせて、定着するまではメンバーに入れさせるのではなく、上司と一緒に次の予定を決めるようにしましょう。

3つ目のポイントは、「1on1の質向上を楽しむ」です。

メンバーの成長を支援する時間ではありますが、上司にとってはマネジメントスキル向上の時間でもあります。
ぜひ、上司自身の、「傾聴スキル」や「フィードバックスキル」を磨くといった観点で自分はメンバーの話を聞けているか、メンバーが話したいことを話せる環境を作れているか、自分との対話を通して、メンバーが新らしい気付きや、チャレンジをしたいと思えているか」など、自身の1on1スキル向上に向き合ってもらうと、結果的に双方にとっていい成果につながって行くでしょう。

最後のポイントは、「メンバーを楽しませる」です。

先ほどお伝えした、3つ目のポイントと少し似ているのですが、上司が間違ったハリキリ方をして、メンバーをしらけさせては意味がありません。

メンバーが自分との1on1を楽しみにしているかどうか、また、自分自身が楽しませられているか?といった視点で振り返りができれば、そのメンバーとの1on1は間違いなく継続していけると思います。

「自分の正しい」よりも「メンバーの楽しい」を目指してコミュニケーションして行くことが大切だと心に留めておきましょう。

最後に、これまでのおさらいです。

第1話では、1on1とは何か、組織文化にした方がいい理由についてお話させていただきました。

第2話では、1on1を行う上で理解しておきたい2つのステージと、それぞれのステージに有効な各3つのテーマについてお話させていただきました。

そして今回は、1on1の始め方と、1on1を継続されるために、抑えておくべき4つのポイントについてお話させていただきました。

ご不明点があれば、コメントか、HPに問い合わせをいただけましたら返信いたしますので、何かあれば、仰ってください。
それでは、最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

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