works

Gaianixxは、半導体業界において困難とされてきたエピタキシャル膜の多段層単結晶化を独自技術の多能性中間膜™で実現し、半導体デバイスの新たな価値と未来を創造する東京大学発のテクノロジーベンチャーです。

ottomanは、本プロジェクトにおいて、企業のアイデンティティとなる”ミッション・ビジョン・バリュー”の言語化に伴走し、同社の魅力を広く社会に発信するため、コーポレートサイト・ブランドロゴ・名刺・パワーポイントの企画・設計・制作を担当いたしました。※プロジェクト期間7ヶ月

MVV/workshop

事業の価値を語り、組織の価値観を明確にするため
Gaianixxのミッションを明確にし、社内共通の価値観をつくるというテーマでワークショップを実施。
コア技術となる基礎研究時代から、現在までのストーリーをカテゴリー毎に振り返り、前提知識を揃えた上で未来軸の創造を行いました。ワークショップでは、Gaianixxの経営陣、メンバーだけでなく、出資いただいた東京大学発のVC、UTEC（東京大学エッジキャピタルパートナーズ）からもご参加いただき、アイデアの拡散と収束を行いました。

ブランドロゴ  / concept

社名のGaianixxは、「Gemini（双晶）＋Gaia（地球）＋nixx（工業化）＋XX（2020年に特許化）」を表す造語。酸化物の中には地球に影響を与えてしまうようなガスが含まれるが、Gaianixxの技術ではそれを使うことがなく、地球に優しいという意味を込めたいという思いがあった。

ロゴのモチーフには、Gaianixxのコア技術である「双晶（二つの結晶）」と、日本の半導体業界の再建を目指す意味を込め「旗」とのダブルミーイングで表現し、カラーには、水の星と言われる地球のアースブルーと、地球環境に優しいグリーンで企業イメージを表現し、デジタル環境に最適化されたカラーを採用することで、最先端の企業イメージを描きたいと考えました。

コーポレートサイト  / concept

大企業的な堅実さとベンチャー的な柔らかさを兼ね備えた印象をサイト全体に持たせるため、ニューモーフィズム(Neumorphism)を採用し、グローバリズムを感じさせるシンプル&クリーンなデザイントーンで、統一感のあるコミュニケーション設計を目指しました。

MV(メインビジュアル)には、ロゴが見切れるほど大胆に配置することで、先進的で未来的な印象を狙い、ロゴの右肩上がりのカーブが、これからの事業の成長を想起させるデザインとして効果的に作用するように設計いたしました。

これらのツールが、Gaianixx様の成長・発展を後押しできることを願います。